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2021 07.11婚約・結納・顔合わせ

結納【当日編】

結納は馴染みがない儀式だけに、当日どんな風に進めればいいのか、気になりますよね。
ここでは結納の流れと、気を付けたいマナーをご紹介します。
〈結納の流れ〉
①結納品を飾り付ける
・どこに飾る?
自宅で行う場合、床の間があれば床の間に、ない場合は手頃な台に毛氈(もうせん)を敷いて白木の台のまま飾ります。洋室の場合は上座にテーブルを置き、毛氈や白い布などを掛けてその上に飾ります。余計な会話はせず、粛々と作業を進めましょう。

・自宅以外で行う場合の飾り方は?
前もって結納であることを伝えておけば、飾る場所を用意してもらえます。飾り付けは男性側→女性側の順で行いますが、それぞれ相手が準備している間は席を外しましょう。
「結納プラン」を利用する場合は、飾り付けまで含めてやってくれる会場もあるので確認をしましょう。
②はじまりの挨拶をする
両家が揃ったら着席し、はじまりの挨拶をする(一般的に男性の父親が進行役を務めます)

・どのように座る?
最初に部屋へ入るのは男性側。続いて女性側が入室し、男性側は上座、女性側は下座に座ります。結納では本人が上座(結納品に近い場所)に座るので、並びは上座から本人→父→母の順番です。

・男性側の父の口上例
このたびは、○○様と息子○○に、素晴らしいご縁を頂戴いたしましてありがとうございます。本日はお日柄もよろしく、これより結納の儀を執り行わせていただきます。
③男性側から結納
男性側から結納品を納め、男性の父親、または男性本人が口上を述べます

・結納品を取り交わす
男性の母が「結納品をのせた台」を女性本人の前へ運んで一礼。
母が席へ戻ったら、男性の父が口上を述べて深く一礼します。

・男性側の父の口上例
そちらは○○(息子の名前または私ども〇〇家)からの結納でございます。
幾久しくお納めください。
④女性側の受書渡し
女性側が、男性側の目録に目を通し受書を渡す

・目録に目を通す
受け取った結納品の中から、女性本人が「目録」を手に取って中を改め、さらに父→母の順番で全員目を通します。
それから女性本人が口上を述べて一同深く礼を。
その後、女性の母が受け取った結納品を飾り台へ運び、「受書」を男性本人へ渡して一礼します。

・女性本人の口上例
ありがとうございます。幾久しくお受けいたします。
⑤婚約記念品の披露をする
記念品を準備している場合はここで交換します。
⑥締めの挨拶
男性側から締めの挨拶をします。
初めのあいさつと同様、進行役を務める男性側の父が行います。
続いて女性側の父(不在の場合は母)が返礼の口上を述べ、全員で「今後ともよろしくお願いします」と丁寧にあいさつをしてお開きを迎えます。

・男性側の父親の口上例
本日は誠にありがとうございました。
おかげさまで無事に結納を納めることができました。今後とも末永くよろしくお願いいたします。


・女性側の父親の口上例
こちらこそありがとうございました。今後とも末永くよろしくお願いいたします。
⑦記念撮影
無事に結納が終わり、婚約が正式に整った記念に全員で記念撮影をしましょう。
⑧会食
結納後はお祝い膳を囲み、両家の親睦を深めたいもの。
両家の親戚付き合いがこれから始まることを祝って、和やかな歓談のひとときを楽しみましょう。

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