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2021 07.09婚約・結納・顔合わせ

結納【基礎編】

結婚が決まり、結納ってしなきゃいけないの?と思う人もいるはず。
「結納の実施率」の全国平均は10.9%(ゼクシィ結婚トレンド調査2020全国推進値より)。
青森県の「結納の実施率」は全国平均より高いものの、自分たちはどうするか悩みますよね。
そこで、結納がどんな儀式かわかったうえで、自分たちに必要かどうか判断しましょう。
① 結納とは?
結納とは、結婚をすることになった両家が共同で行う婚約の儀式のことです。
結納金や結納品を形式にのっとって受け渡すことで、婚約が調います。
女性が名字を変える場合は男性側が結納金や結納品を贈り、男性が名字を変える(婿入りする)場合は女性側が贈ります。

平安時代の日本では「通い婚」で、男性が結婚を申し込む際、女性の家に酒と肴を持参し飲食を共にすることで結婚が認められました。その持参品のことを「ゆいのもの」と呼び、それが結納の語源と言われています。

鎌倉時代になると、結婚は女性が男性の家に入る「嫁入り婚」となります。
「立派に育ててくださったお嬢さまを嫁としてもらう」ということで、その育成のお礼として男性が女性の親に酒や反物など高価な物を贈るようになりました。
現代では育成のお礼という意味は薄まり、結婚式の準備金や結納品を渡したり結婚の約束をする儀式として、結納が行われています。
② 結納ってどんなことをするの?
結納には「正式結納」と「略式結納」がありますが、現在は「略式結納」で行われることがほとんどです。
「正式結納」
正式結納は、両家の間を取り持つ「仲人(なこうど)」が付きます。
その仲人が両家の間を行き来し、「結納品」や「受書(うけしょ)」のやりとりをします。
正式結納は仲人が仲立ちをするので、両家同士は直接会うことがないのが大きな特徴です。
「略式結納」
略式結納は、結納としての儀式的で厳かな要素は残しつつも、仲人無しで進行したり、両家が顔を合わせて進められたりする点が正式結納とは大きく異なります。
料亭やレストランなどに両家が集まり、その場で結納品を納めるという形で行うことも多いです。
料亭やホテル、専門式場などの中には、結納品と食事がセットになった「結納プラン」が用意されている所もあります。儀式の進行もプロにお任せできるので、利用してみてはいかがでしょうか。
③ 結納って絶対に必要?
結納とは「両家の結びつき」を象徴する儀式ですが、必ずしも必要というわけではありません。
最近では結納品(結納飾り)を用意せずに結納金だけを渡したり、逆に結納金のやりとりをしなかったりと、それぞれの家の考え方に応じて、合理的に進めるケースも増えています。
結納のみ、顔合わせのみ、顔合わせと結納両方行うなど、両家で相談し柔軟に決めると良いでしょう。

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