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2022 01.26招待状・席次表・メニュー表

披露宴席次表のマナー

結婚式準備で悩むものの一つと言えば、披露宴の席次。
主賓、上司はもちろん、友達や同僚、親族など、結婚式に出席してくれるゲストみんなが心地よく過ごせるようにしたいですよね。
席次を決める際には、上座・下座などの知っておきたい配席マナーがあります。
 
席次決めの基本的なルール
まずは、どんな会場レイアウトでも共通する席次の基本ルールから見ていきましょう。
新郎新婦の席(メインテーブルや高砂)に向かって左側が新郎のゲスト、右側が新婦のゲストになるよう配置します。
婿養子の場合は左右逆になることもあります。
新郎新婦に最も近い席が「上座(上席)」、最も遠い席が「下座(末席・まっせき)」です。
 

上座から順に
主賓
会社や職場の上司(目上の方)
学生時代の恩師
会社や職場、学生時代の先輩
友人・同僚
後輩
親戚
両親
となるように配置します
 
両親はゲストをもてなす側なので、席は下座になります。
親族については両親が下座、関係が遠い親戚や年配者ほど上座と覚えておくとよいでしょう。
媒酌人(ばいしゃくにん)を立てる場合、媒酌人の席は新郎新婦の両隣になります。
近頃は上座・下座にこだわらないケースも増えてきました。
「家族への感謝の気持ちを表したい」と、あえて会場の真ん中に家族席を設けるケースなどがその例です。
 
主賓や上司のテーブルは失礼のないように
主賓や会社関係のゲストの席次や席順は、特に気を遣うところ。
会社関係のゲストの席は、「役職」の順に上座から配置するのが基本。
役職が同じ場合は、年齢や社歴(入社してからの経歴や年数)などで判断します。
ですが、これはあくまで基本のルール。
「心地よく過ごしてもらうために、業務上関係がないゲストが隣同士にならないように、多少席順が前後しても、実際の関係を優先した」という場合も。

また、会社の取引先の人を招待する場合、職場の上司とどちらを上座にしたら良いか悩んだときは、上司に相談するのが安心です。
それでは一般的な席次例をテーブル配置ごとにご紹介します。
 
円卓(丸テーブル)の席次例
メインテーブルに近いテーブルが上座になり、同じテーブル内でもより新郎新婦に近い席が上座となります。
なので、新郎新婦に背を向けて座る席から目上のゲストを配置するようにしましょう。
 

円卓(丸テーブル)の席次例


テーブルの数字が小さいほど上座となります。
また、いすの数字が小さいほど、そのテーブル内での上座となります。
 
長テーブルの席次例
ゲストの人数が多いときなどに利用され、まるで晩餐会のような、格式高く落ち着いた雰囲気になります。
長テーブルは、会場の中央に近いほど上座で、離れるほど下座です。
 

長テーブルの席次例


数字が小さいテーブルほど上座となります。
また、同じテーブル内では、メインテーブルに近い席ほど上座、遠い席ほど下座です。
 
囲みの席次例
メインテーブルを設けず、新郎新婦も他のゲストと同じテーブルに座る「囲み」。
新郎新婦の周りを友人や親族が囲むといったスタイルで、少人数のパーティーやアットホームな雰囲気を演出したいときに使います。
 



新郎新婦の席に近いほど上座、離れるほど下座とされています。
円卓や長テーブルに比べるとそこまで上座・下座の区別は厳しくありません。
 



人数が多い場合は、囲みのまわりに新郎新婦用の小テーブルを配置することもあります。
 
両家のゲストの人数に差があるときは?
どうしても新郎側と新婦側のゲストの人数に差が出てしまう場合には、相手側のスペースにテーブルを配置しても構いません。
また、収まりがよくないときは、一つのテーブルに両家のゲストが同席しても問題ありません。
メインテーブルに向かってテーブルの左側を新郎ゲスト、右側を新婦ゲストにあてるといいでしょう。
その際、同席するゲストの位は両家で揃えましょう。
例えば、新郎側の主賓や上司のテーブルに、新婦側の友人が同席するといったことがないように注意。
 
同じグループのゲストが同卓に収まらない!
学生時代の部活のメンバーなど、大所帯のグループを招待する場合、まとまって同じテーブルに座ってもらうのが難しいこともあります。
そのような場合、例えば9人のグループなら5人と4人という感じで均等に人数を分けて、近くのテーブルに配席します。
8人と1人など、1人だけが仲間外れになることのないよう気をつけましょう。
 
一人で出席するゲストの配席は?
知り合いがいない中、一人で結婚式に出席するゲストは不安な気持ちもあるはず。
ゲストが孤立しないよう、
・同じく一人で出席する人がいる
・話し上手な人がいる
・年齢が近い人でまとまっている
・趣味や好みが似ていてみんな話が合いそう
というようなテーブルに配席しましょう。

また、一人で出席するゲストの隣に座ることになるゲストには、「隣の人は知り合いがいないから、なるべく話しかけてくれるかな?」とお願いしておきましょう。
結婚式前に引き合わせたりして、仲を深めてもらうのも良いですね。
もし、幼なじみのようにあなたの家族との交流もある友人であれば、親族席に座ってもらってもOKです。
 

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